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怠けている子と学ぶことに困難を感じている子 [アンおばさんの教育ミニコラム]


アンが家庭教師として通っている生徒と、「家庭塾」に通ってきている生徒には大きく分けて2種類のタイプがあります。
「怠けている生徒」と「学ぶことに困難を感じている生徒」です。
「怠けている生徒」は文字通り怠けている生徒で、やれば出来るはずなのに、やる気がない、面倒くさがり、勉強が嫌い、またはある時点から勉強がわからなくなりやる気がなくなった、さらに家で勉強する習慣が全くなかったなど、原因はいろいろ考えられます。
「学ぶことに困難を感じている生徒」とは、落ち着いて座っていることが出来ない、集中力が長続きしない、根気がない、すぐにあきらめてしまう、こだわり感が強く思考がある時点で止まってしまっている、元気な時より体の不調を訴えるときの方が多い、つねに心に問題を抱えている、字が浮いて見えたり、ピントが合わないために読むことに困難を感じている、文字の形をつかみにくい、黒板の字を写すのが困難、今さっきやったことをすぐに忘れてしまう、努力しても努力しても成果が上がらない、ゆっくりと1対1で教われば理解できるが集団の中ではついていけない、人の感情や表情を読むことが苦手で周囲と打ち解けられない、好きなことをやるには問題はないが、嫌いなことや苦手なことをするのに人の何倍も苦痛を感じる等など、数えあげたらきりがありません。この中には軽度の発達障害も含まれていますが、これを障害と見るか、そういう特徴をもった子どもと見るかは意見の分かれるところだと思います。
また、どちらとも言えずにグレーゾーンに入る子どももいるかと思います。

アン自身はどうかと言えば「よくわからない」というのが実際のところです。
「怠けている子」と「学ぶことに困難を感じている子」の境目は微妙なところだと思います。怠けている子の中に、心や体の問題を抱えている生徒も含まれているからです。

ただ一つはっきり言えることは、やれば出来る「怠けている子」でも、「学ぶことに困難を感じている子」でも、やらなければ出来るようにはならないということです。あきらめてしまっては何も始まらないということです。
そして、どちらの子にとっても「やって出来るようにする」というのは、本人にとって苦しいことですし、教える側にとっても相当の忍耐力が必要になります。
ですから、アンは「家庭塾に来たらどんな生徒も出来るようになります」とか「必ず志望校に合格させます」というようなことを、簡単に言うことはできません。
それでも、どうしたら生徒が出来るようになるか、志望校に合格できるか、努力するということはどういうことなのか、その生徒なりの力を出し切って結果を出してもらうこと(不本意な結果でも)、自分を否定しないで未来に夢を持てるようになってほしいとは、いつも思っています。

そのために出来ることといったら、生徒を認めること、生徒それぞれにに合わせて教え方を工夫したり、少しずつやっていったり、何十回でも繰り返しやっていくぐらいのことです。そして、他人と比べてではなく、今までの自分と比べて、わかるようになった、出来るようになった、またはやる気が出たということをまず目標にして、それができたら学力アップや志望校の合格につなげていくことを目指しています。

ところで、「不登校、学力不振の家庭塾」の看板をアンは出していません。常識的に見れば偏見を持たれると思うからです。
けれど、アンの塾に来る生徒は実際にはみんなやさしくて素直ないい子たちばかりです。それだけに、今の学校生活の中では居心地の悪さやストレスを感じてしまうのだと思います。決して偏見をもって見られるような子どもたちではありません。わがままな子であったり、怠けたくて怠けている子ではなく、器用には生きられない生きづらさを感じている「困っている子」なのだと思います。



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