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不登校の生徒のキモチ [生徒]


もう2か月近く前のことですが、ある区の適応教室に通う不登校の生徒たちの劇を見てきました。
どうして不登校になったのか、学校に行かなくなってから家でどう過ごしていたか、自分をどう思うか、生徒に対する親の姿勢はどんなだったかなど等、生徒自身が自分たちの本音をそのまま語っているような劇でした。

その中から、印象に残った言葉をメモしてきたので(言った通りの言葉ではありませんが、ニュアンス的には同じだと思います)、それを下記に書きます。

・在籍校の人には会いたくない。無理に学校に誘われる気がして……本当は行きたいのに行けなくて、自分が一番つらかったから……

・部活でいじめられて、学校に行くのがつらくなって不登校になった。オレをいじめるのはやめてくれ!

・すごく怖い先生がいて不登校になった。

・家では、テレビを見たり、マンガを読んだり、好きなことばかりしていた。お母さんはいつも怒っていたし、家にいるのもつらくて、何もかも嫌になった。

・高校に入れるかなとか思って、勉強しないと不安だから家では結構勉強している。やるべきことをやらないでいる自分に罪悪感がある。

・学校に行きなさい、行かないなら家で勉強しなさいと、親はガミガミうるさいよね。
なんで、親って黙ってられないんだろう。

・でも、親は将来のことを考えて、色々と言ってると思うの。親と口論した後は少し罪悪感が湧いてしまう。

上記の言葉はみなネガテイブな言葉ですが、生徒がマイナス言葉を安心して出せる場所というのは、いい環境だと思います。ネガテイブな気持ちに蓋をしないで、それを表に素直に出せるようになって初めて、前に進むことが出来ると、アンは思っています。生徒たちは、適応教室に自分の居場所を見つけ、少しずつ元気になって、舞台でしっかりとセリフが言えたのだと思います。

その後の場面では、自分たちが通っている適応教室が安心して楽しく通える場所であること、いい先生方がいること、友達ができたこと、元気になったこと、自分をダメな人間なんだと思わずに自信がもてるようになったことなど、プラスの言葉で語っていました。


適応教室にもいろいろあるようですが、この劇を上演した生徒たちが通っている教室は、生徒たちを理解し、生徒の力を伸ばすために頑張っている先生方がいらっしゃるのだと想像出来ました。
舞台上で自分の気持ちを言葉にして、しっかりと発表出来たことは素晴らしいことだと思います。生徒本人はもちろんですが、先生方のお力もあったと思います。

また、アンは生徒だけでなく、お母さん方ともお話ししているので、両方の気持ちがわかります。
学校に通えないで、家でテレビやゲームばかりやっていても、生徒は決してそんな自分をいいとは思っていないこと、勉強するにしても何をどうやっていいかわからないということ、出来ることなら学校に行きたいと思っていること等です。
一方、お母さん方は、本当は黙って見守っているのがいいとわかっていながら、学校に通っているよその子と比べて怒ったり、責めたりしながら、学校に行くこと、行かないなら家で勉強することを強要してしまいます。

それを解決するにはどうしたらいいのでしょうか。
子どもが最悪の状態から少しだけ脱して、このまま不登校を続けるのもいやだなと思う気持ちが出てきた時に、適応教室なり公共の相談機関などに出向くなどして、とにかく行動を起こすことだと思います。
何事もそれにふさわしい時期はあると思うので、焦せる必要はありませんが、悩んだり、考えているだけでは道は拓けないのではないでしょうか。



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