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高校卒業 [生徒]

この3月、高校受験の時に関わった生徒の6人が高校を卒業しました。
都立チャレンジ高校が5人(3年卒2人、4年卒3人)、通信制サポート高校が1人です。

チャレンジ高校の生徒のうち2人については、高校受験からこれまでずっとアンのところに通って来ていたので、アンにも感慨深いものがあります。節目、節目でその時々の悩みやつらい気持ちをアンに話しながら、最終的には進路指導にも関わることになって、Aちゃんは公募推薦で中堅の私大へ、B君は厳しいことで知られている調理の専門学校にAO入試で合格しました。
2人にとって高校卒業までの道のりは楽なものではなかったと思いますが、よく頑張ったと思います。
この先もまだまだ道は続くわけですが、泣いたり、転んだりしながら何とかやってきたこれまでの経験を活かして、少しずつでも前に進んでいってほしいと思っています。

C君は、中学1年から高校受験までアンが家庭教師をした生徒で、住まいが東京都ではなかったためチャレンジ高校に進学する資格がなかったこともありますが、指導当初から通信制サポート高校を勧めた唯一の生徒でした。一緒にC君を指導していた家庭教師の先生や、同居しているC君の祖父母からは、それでは家庭教師をつける意味がないと文句を言われましたが、アンにはC君にはその通信制高校が一番合っていると思えたのです。
C君は不登校ではなく学力不振でしたが、アンがこれまで関わってきた生徒の中でも最も深刻な学力不振だったために、仮にC君を受け入れてくれる私立高校が見つかったとしても、勉強についていけずに、卒業出来ないことが目に見えていたからです
先日、C君のお母さんから卒業を報告するメールをいただきましたが、アンから勧められた高校に進学して本当に良かったと書いてありました。C君はその高校で楽しく有意義な3年間を過ごしたということです。勉強だけで判断するのではなく、C君の性格の良さや、よい面を伸ばしてくれる学校だったのだと思います。

C君は推薦入試で大学に合格し、4月からは大学生になります。
C君のお母さんからは大学受験の指導も頼まれたのですが、誰でも合格出来そうな大学に入学することに対して、アンが懐疑的だったためにお断りしました。
勉強に拒否反応を持っていたり、向かない生徒が大学に進学しても得るところがないというのがアンの正直な意見です。
けれど、人は環境によって変わるし、成長もしていくものなので、4年後にC君が大学に行って本当に良かったと思えるようになることが、アンの心からの願いでもあります。

D君はチャレンジ高校の受験の時に指導した生徒です。一般入試で大学に合格したことは人づてに聞きました。入学した大学については何とも言えませんが、C君についても、D君についても、どこの大学に入学したかというより、4年間でどういう力をつけるかの方がはるかに大事だということを忘れないでほしいです。

E君と、F君はチャレンジ高校の生徒でしたが、2人が受験した年度は生徒が多かったために、アンが指導したのは1,2回で、別の先生にお願いした生徒でした。
それだけに、高校在学中は交流もなかったのですが、先日、2人の就職が決まり、4月から社会人になるということをご父兄から聞きました。
堅実な選択だと思い、さわやかな気持ちになりました。
詳しいことはわからないのですが、もしかしたら、E君もF君も大学に進学したい気持ちもあったかもしれません。
仮にそうだとしても、勉強は本人がやりたいと思ってからでも遅くないので、その時に考えればいいことだと思います。


高校を卒業した6人が、失敗や挫折を繰り返しながら、それぞれの進路で成長していってほしいと思っています。


追記;今日3月23日、上記に書いたC君から卒業式の写真と、卒業文集が届きました。2年振りに見るC君は背もかなり伸び、スーツ姿も絵になる立派な若者になっていました。卒業文集にも、高校がC君の個性を伸ばしてくれる学校であったこと、わかり易い授業によって学習意欲が湧き、中学の時とは比べものにならないほど、楽しいい高校生活を送れたことなどが、説得力のある見事な文章で書かれていました。 このような文章が書けるようになったC君なら、大学でも何かをつかんでくれるのではないかと期待できます。 C君についての上記の文章は撤回したほうがいいかもしれません。 生徒は止まっているのではなく、成長していくのだということをまざまざと見せつけられたような気がします。 一気に明るい光が差し込んでくるような、幸せな気持ちになりました。


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