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1対1の英語指導 [英語]

チャレンジ高校の受験生の指導に加えて、「英語のやり直し塾」として本格的な指導を始めてから1年が経ちました。
ここで、1年間を振り返って総括してみたいと思います。

指導に当たっては、週に1度、2時間の指導で最大限の効果を上げるにはどうしたらいいかを常に考えています。
具体的には2時間の授業をどうデザインするか。その日の授業内容や時間配分、授業方法などを前日までには用意するようにしています。その内容については、こちらの角度から説明してみようか、それにはどの教材や手持ちの資料を使ったらよいか。学校の教科書、単語の暗記、参考書や問題集を使っての確認など、どの順序でやったら生徒が飽きずに、やる気をもって臨めるか。その日の宿題の内容や分量をどのように設定するかなど、いろいろあります。
必要な教材を用意したり、コピーを取っておくことも含めて授業前の準備は大切です。
それには、かなりの時間を要します。

最も重きをおいているのは、生徒が理解していない部分、よく間違える部分についてアン自身がそれを把握しておくことです。
生徒それぞれについてノートを1冊用意し、そこに書き留めて、随時、質問したり、問題を解いてもらったりして、確実に身につけてもらうように心がけています。
それを続けていると、生徒も自分の理解出来てない部分、よく間違える問題、覚えようとしてもなかなか覚えられない単語など、自分でも気づくようになります。


教える側の日頃の勉強も欠かせません。
教材研究に一番時間がかかります。ある一つのことを説明するにしても、引き出しは沢山持っていた方がいいからです。
生徒の現時点での能力ややる気、思考回路や思考方法によって、その時々で生徒に合った教材を使うのがベストだと思っています。どの生徒も一律にということではなく生徒に合わせて学習を進めていくことが出来るのが個別指導の利点であり、それぞれについて授業を組み立てることは楽しいことでもあります。

以下に、現在、通ってきている生徒について述べてみたいと思います。


大学付属中学の3年生

週に1回、2時間の指導で、学校の教科書、高校受験のための勉強(受験はしませんが)、英検の勉強の3本を柱にやっています。
アンのところに来る前は大手の進学塾に通っていたのですが、世間的に難関校といわれる学校に在学していたため、最上位のクラスに組み入れられて、そこで沈没してしまったようです。そこで、今度は家庭教師の先生についたのですが、ファックス指導を義務づけられたことが、彼女のペースに合わなかったようです。

公立中学であれば中以上の生徒だと思いますが、日本語とは違う英文の配置や語順については理解していなくて、文法の知識もあいまいで混合問題になると、どれを使って解いたらよいかわからない状況でした。アンがよく使っている「英語の文型ワーク」(現在では絶版になっていますが)で英文の組み立て方を学んでもらい、「基本にカエル英語の本」(スリーエーネットワーク)では、理解が不十分な文法項目だけを、生徒本人に読んでもらって理解してもらうようにしました。それを自分で読んで理解出来たので(わからない部分については説明しますが)、現在は「中学英文法話せるドリル」(アルク)をやっています。いずれも自分で考えて理解してもらうのが基本です。
NHKのラジオ講座のテキストも説明がわかりやすいので、時々利用しています。「聞く」、「話す」に関しては、特に効果があると思っています。

学校の教科書の英文和訳や和文英訳、単語などは2時間の授業時間に組み入れる余裕はないので、宿題にして、テスト前に2~3回ほど、徹底的にやるようにしています。
文法については、夏休み中に中3の範囲を終えているので、学校の授業は復習という感じになり、余裕をもって授業に臨んでいるようです。

間もなく期末テストに突入しますが、指導を始めてからは最低でも85点は取れるようになり、ここ3回ほどは満点に近い成績をキープしています。
来年1月には英検の準2級(まだ、挑戦の段階だと思いますが)を受ける予定で、高校在学中に準1級までは取りたいと言っています。
毎回の宿題の分量は生徒と相談しながら決めていますが、英検の単語についても、生徒自身が毎回範囲決めて宿題とし、それをアンがチェックするようにしています。


チャレンジ高校の受験生

志願申告書や作文の練習に加えて、4、5年に1人位の割合で英語の勉強もする意欲のある生徒がいます。
来年、受験の生徒がそうです。
塾や家庭教師の先生について英語を勉強している生徒は別として、チャレンジ高校受験の生徒は英語についてはほとんど学習していません。

週に一度、2時間の授業の枠の中に英語を入れるのですから(30分以上、時間はオーバーしてしまいますが)、それほど丁寧な指導は出来ません。
まずは、be動詞と一般動詞を区別することから始めています。
Am、are、isがbe動詞3兄弟と覚えてもらい、一般動詞はbe動詞以外すべてと説明していますが、be動詞については、行動面でも気持ちの面でも動きのないものというのが、わかりやすい説明かなと思っています

次は、日本語の文章をいくつか挙げ、be動詞を使うか一般動詞を使うか判断してもらいます。
それが出来ると、be動詞を疑問文にする時は、主語と動詞をひっくり返す、否定文の時はnotをつけるなど、やはり「文型ワーク」の問題を解きながらやっていきます。
一般動詞の疑問文、否定文、3単現(わたし、あなた以外と今のところは説明しています)、そして現在は、what、 where、 which、 who、why、 how を使った疑問文に入ったところです。

チャレンジ高校が年々、勉強を重視する傾向が強くなっていく中で、「やりたくないからやらない」という姿勢の生徒はどのチャレンジ高校も求めていないような気がししています。
最初はやる気がなくても、やっているうちに慣れてきて、わかってくれば楽しくなるし、勉強ってそういうものだと思います。

ただ、押しつけられての勉強は楽しくないので、そこは教える側の問題になってきます。受験が近づいてきているので、もう英語を組み入れている余裕もなくなると思いますが、喜んでやっているのではないにしても、やる気があるのはいいことだと思います。
それが、いろいろなことに向かう原動力だと思うからです。


私立高校の2年生

高校の授業がわからなくなったということで通って来ています。
この生徒は、昨年、チャレンジ高校を受験して不合格になった生徒で、アンの力不足だったにもかかわらず、再び通って来てくれていることをアンはありがたく思っています。

理解力はあるので、説明するとすぐに理解します。
学校の授業に合わせて、把握しきれていない文法事項を説明しながら、「文型ワーク」や塾用教材の「シリウス」他の問題集を使い、理解を深め、定着してもらうようにしています。

彼については課題があります。宿題を出してもほとんどやってこないことです。特に、単語を覚えるのが嫌いで、なぜ、やってこないのかを尋ねると、「面倒くさいから」の返事。
単語を覚えるのは誰にとっても楽しいものではないと思いますが、英語の土台なので、何とか頑張ってほしいと思っています。
考えることは面倒くさがらないので、わかる部分を増やしていき、そこを糸口に進めていけたらと思っています。

前々回から、授業の進め方として、30分は文法(文法は嫌いではないようです)、30分は単語、30分はNHKのラジオ講座の「落語」を教材にやっていくことにしました。(現時点ではまだ2時間は持ちません)
休まないで通って来ているところに、やる気の芽が見えているので、押しつけるつもりも、力むつもりもありませんが、根競べだと思っています。



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英語やり直し塾としての第一歩 [英語]



まずは、下記に記す生徒U子ちゃんのお母さんから、5月の下旬に返信のあったメールを紹介することから始めたいと思います。

【ご丁寧に近況をお知らせくださいまして、どうもありがとうございます。中間テスト中は、これまでにない勉強量で過ごしていました。
今回、うまくいったと思うのは何?と聞いたら、英語だと言っていました。
単語を覚える、書いて書いて覚えるという勉強の仕方は、ようやく身についてきたかなと横で見てて思います。

彼女が社会に出る頃は、どんな世界に飛び込むにしろ、英語が出来なければアウトだと思っておりますので、基礎を学ぶ今が本当にいちばん大事な時期と考えています。

そんな時に、名ばかりの有名塾ではなく、マンツーマンでU子の弱点を見極めつつ指南してくださる先生にお会いできてU子は本当にラッキーです。
引き続きご指南いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。】


偏差値の高い私立中学の生徒U子ちゃんの英語の指導を始めて半年以上が経過しました。通い始めたのは、中学2年の12月中旬からで、アンが関わったテストとしては、中2の3学期の期末テスト、中3の1学期の中間と期末テスト、それとこの6月の英検3級の試験です。
学校のテストの点は、それまで6割位だったそうですが、ここ3回について言えば、9割以上をキープしています。英検も2次の面接の得点は良くはなかったですが、1次試験は立派な成績で合格しました。

アンとして珍しく成績のことを書きましたが、点数を取ってもらうこと、英検に受かることを目的にガンガンとやってきたつもりはありません。U子ちゃんの学校では英語で9割を取る生徒はざらにいるようですし、英検3級だってたいしたことではないでしょう。

アンは、U子ちゃんの学校のランクに関係なく、押しつけられたり、管理されてする勉強ではなく、アンが好きな英語をUちゃんにも好きになってもらい、学ぶ楽しさを知って、テストで点を取るだけではない、真の実力をつけてもらいたいと思っています。

指導を始めた当初は、英語が全くわからないというわけではなく、どれもやった記憶はあるけれど、知識や理解があやふやで身についていないという感じでした。一言でいえば、英語の組み立て方や語順、文法もわかっていなかったと思います。
まずは、そこから手をつけようと思い、U子ちゃんの出来るところ、出来ないところをアン自身がしっかりと把握し、お母さんが書いてくださったように、知識が定着していないところ、理解出来てない箇所を何度も繰り返しやりました。Uちゃんの回答をよくチェックして、どこがどのようにわかっていないのか、Uちゃんの考え方の道筋を検証し、ケアレスミスを防ぐために主語に注意を払ったり、動詞の時制に〇をつけてもらうなど、より具体的な指導を心がけました。

現在では、文法のある部分、例えば、「不定詞」を説明してといえば、その内容を自分の言葉で説明出来ますし、弱い部分がどこかと問えば「関係代名詞」(学校ではまだやっていませんが)と答えることが出来ます。
英語という教科については、好きというより、「点数の取れる科目」と思っているようです。また、いい点数を取るというのが、目下の子ちゃんの一番の望みのようです。
それはそれで構わないとも思っています。アンにしても、生徒が点数が良ければうれしいし、張り合いもありますから。
けれど、点数が取れたからといって、本当の実力があるかというとそうとは言えない部分もあると思いますし、テストに出ない範囲でも興味をもって取り組む姿勢を、徐々に身につけていってほしいです。

チャレンジ高校受験の生徒に関わってきて10年が過ぎましたが、それも始めは1人の生徒から徐々に定着していったのですが、「英語のやり直し塾」を掲げてから、最初に来てくれたU子ちゃん(中学から、本格的な大学受験までの英語の指導は初めてです)の指導を心をこめて行い、その先につなげていきたいと考えています。
最後になりますが、一番問題になるのは、アン自身の英語の実力で、それが課題だと思っています。まだまだですが、楽しみながら頑張っていこうと思っています。



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