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2018年 チャレンジ高校受験を振り返って(2) [受験]

I君と同じくC高校の2部に合格したF子ちゃんは不登校の生徒でした。
初めてご両親と見えた日が11月の上旬で、ブログで募集締め切りのお知らせはしていなかったものの、そのつもりでいました。
けれど、会って話をして、直感でその時期から指導を開始しても、合格する可能性が高い生徒だということがわかり、指導は引き受けられるとお返事しました。
面談してからすぐの指導ではなく、チャレンジ高校に入学するために、地方から東京に引っ越してくることになっていて、それが12月中旬になるので、実際に通って来られるのは、12月の中旬以降になるとのことでした。
その日は、学校説明会の日程に合わせて地方から上京し、その足で家庭塾にも見えたのです。

体の不調で中2の後半から、学校には行けなくなったとのことでしたが、友人関係には問題もなく、見た目も真面目で、勉強も得意だし、好きだとも言っていました。このタイプの生徒は、大学進学に力を入れ始めているどのチャレンジ高校にとっても、入学してほしい生徒だと思いました。

それでも、実際に指導が開始出来るまでにひと月あり、それまで何もしないのも気になるし、E子ちゃん自身もご両親も不安に思っている様子が見てとれたので、体験授業として志願申告書の「将来の夢・希望」をやりました。
将来、なりたいものがはっきりと決まっていたからです。
志願申告書も作文も、論文に近いものなので、志願申告書を通して、作文ではなく、論文の書き方を伝え、それに則して授業を進めていきました。
家庭塾では、1回の授業で一つの項目を書き終えるというのは殆どないのですが、E子ちゃんは書き上げました。

結局、本格的に指導が始まったのは、12月後半からだったので、優秀そうで、やる気があったとはいえ、志願申告書、作文、面接を2か月でやるのは、簡単なことではないので、12月と1月中旬までは週に3回来てもらいました。

その頃にはもうI君に追いついたので、週に2回、あるいは1回でもいいと思えるほどになっていたのですが、E子ちゃん自身も、ご両親も2回は通って来たほうが安心とのことだったので、受験直前まで週に2回、通って来ていました。
その度ごとに作文の宿題も、志望校のものだけでなく、他のチャレンジ高校の課題にもいくつも挑戦し、頭をひねって考えたことがよくわかる作文を書いてきました。7つか8つは、仕上げたと思います。

チャレンジ高校はこれまでの自分を見つめ直し、長所は伸ばして、短所は克服して、未来を拓いていく学校なので、生徒に自分の長所と短所をしっかりと把握してもらうことが必要になります。


今回は、I君の指導を通して、アン自身の短所にも気づきました。
それは、生徒の長所に気づいたり、見るのは得意なのですが、短所を見るのが不得意だということです。
I君について、学校の先生やお母さんが指摘する短所がアンにはなかなかわからなかったからです。
試験は一般的に減点法で行われるので、生徒の欠点をきちんと把握していないと、改善しようがないということになってしまいます。
そこは心してかからないといけないと、今回、改めて思いました。

そんな訳で、前向きでやる気があり、自分のやるべきこともわかっていて、それを実際の行動に移していけるE子ちゃんの短所もなかなかわかりませんでした。
E子ちゃん自身は、自分の短所を把握していて、それをアンに教えてくれたのですが、アンからすると、それは短所とは言えないものでした。

頑張りすぎてしまって体調を崩してしまった面もあるので、頑張りすぎないこと、感受性が豊かで、人の気持ちがよくわかる反面、涙もろくて傷つきやすいく、気持ちがいっぱい、いっぱいになると、マイナス感情に支配されがちになるというのが、アンが探し当てた短所です。
しっかりはしているのですが心もとない部分も時に見られ、それが試験前日の面接練習ではなくなっていたので、立ち会ったお母さんも拍手を送るほどでした。

発表当日、合格することは予想できていましたが、昨年のトラウマも残っているので、報告の電話をもらった時には、本当にほっとしました。

今、E子ちゃんは、中学後半から学校に行けなかった時の英語を取り戻すために、入学するまでの10回の予定で通って来ています。
2年の復習から始めていますが、やっているうちに忘れていたことを思い出しているようで、的確な質問もよくするし、何といってもやる気があるので、計画通りに進みそうです。
もともと、大学進学も念頭にあるので、推薦ではなく、一般入試で合格するくらいの力をつけてほしいと思っています。



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2018年 都立チャレンジ高校受験を振り返って(1) [受験]

アンの家庭塾は、ここ10年以上、都立チャレンジ高校の受験生を支援する塾としてやってきたのですが、2016年、2017年の結果が思わしくなかったために、今年の受験生は0人かもしれないと想像もしていました。
それでも、ブログを読んで連絡をくださった保護者と、通い続けてくれた生徒には感謝の思いがあることを、最初に記しておきたいと思います。


本題に入ります。平成30年度の合格者の内訳は、女子の合格率が男子を上回っているのは例年通りですが、男子の方が受かりにくいと断言出来るほどではなくなってきています。
(なお、一つ前の記事、「2018年 チャレンジ高校願書提出日に寄せて」で、例年、倍率の高かった六本木高校と大江戸高校が倍率を下げていると書きましたが、現在、チャレンジ高校に通っている生徒から聞いた話によると、募集人員が140名から170名に増えたことに関係があるらしい、とのことでした。その一方で、募集人員が200名の稔ヶ丘高校の倍率が最も高かったのは、人気があるからだと言ってよいのかどうかはわかりません。また、今年は、定員割れの都立高校が昨年の3倍で、三次募集もあるということから考えると、チャレンジ高校は倍率が高いと言えるかもしれません。)

※今年度の合格者の内訳を、東京都教育委員会のホームページから数字だけ写して掲載しようとしたのですが、どうしても上手くいかず文章だけになってしまいました。

家庭塾からの今年の受験生は2人で、共に倍率が高めのC高校を受験し、第一志望の部に合格しました。

それぞれの生徒と保護者の了解を得て、入塾から受験までの歩みを振り返ってみたいと思います。


C高校の一部に合格したI君は学力不振の生徒でした。
8月中にお母さんから問い合わせのメールをいただき、体験授業も含めて、8月と9月は隔週ペースで、10月から週に1度、通って来ていました。

学力不振といっても様々なタイプがあり、そこに学習障害などが加わったり、勉強に拒否反応があったりすると指導は困難を極めるし、合格するのは大変なのですが、I君はこのケースには当てはまっていませんでした。
自分の意見も持っているし、お母さんに勧められていやいや来たという感じでもありませんでした。

それではなぜ、学力不振になったかというと、家で勉強をするきっかけがつかめなかっただけのことだと思います。それ以上に、I君自身の言葉を借りれば、自信がなくて、自分はだめ人間で、やっても出来ないと思い込んでいたとのことでした。

入塾した時点で、志望校は決まっていたのですが、学校説明会が始まるまでにまだ間があったので、志願申告書の「自己PR」と「将来の夢・希望」を、時間をかけてゆっくり丁寧にやりながら、英語の授業も組み入れることにしました。

英語については以前のブログ、「1対1の英語指導」でも少し触れています。
アンが好ましく思ったのは、I君のやる気です。覚えるために、ノートのページいっぱいに書かれた単語を見て、その真面目さと一生懸命さに少なからぬ感動を覚えたものでした。
手持ちの問題集を渡すと、それもやってきて、ここも、ここもわからなかった、やはり一人で読んで理解するのは難しいと、努力したことがわかる言葉を口にしていました。
授業時間がついつい長くなってしまうのも、やる気のあるI君に少しでも力をつけてもらいたいと思ったからです。

10月下旬になると、チャレンジ高校の受験に本腰を入れなければならなくなったので、英語の指導は中止になりました。

作文は苦手とのことで、言葉が上手く出てこなかったり、文章のつながりがつかめなかったりすると、必要以上に落ち込み、「ああ、もうだめだ」をよく口にしていました。
マイナス思考が欠点だと言っていましたが、それはその通りだと思いました。
自分を過小評価しすぎているのです。
学校では、I君を認めてくれる先生もいたものの、自分だけが正しいと思い込み、それを押しつけてくるタイプの先生には反抗的な態度もとっていたので、叱られる場面も多かったようです。
お母さんも、家庭塾には毎回、車で送り迎えするような熱心ないいお母さんでしたが、先生からの注意が度重なると、そこは直さなければという意識が働き、誉めることが少なかったのだと思います(これは、アンも息子の子育てで経験ずみで、今となってみると、人格的に問題がありそうな先生の言葉を、なぜ鵜呑みにしてしまったかという後悔があります)。

12月になってから、作文の宿題も出し始めましたが、授業中に仕上げた宿題を、何枚も何枚も書いてきました。
途中で、字が乱暴で、読みにくい字がかなりあったので、時間をかけて丁寧に
字を書く練習をしてもらい、読みやすい字を書くようになったという経緯もあります。

チャレンジ高校の作文の課題は書くことだけではなく、文章の読解力も求められ、文と文のつながりが理解出来ないと書けないのですが、試験間近になって、そこに問題があることに気がつきました。
0か100かのどちらかというほどではありませんが、50か100かどちらかという感じで、50に当たってしまったら、作文は点が取れないこともあり得ると思いました。
それについては、作文の課題を2パターンと想定して、受験間近まで練習してクリアしてもらいました。
面接については、すらすらと答えすぎて、暗記しているようで、面接官に気持ちが伝わらないと思ったのですが、最後の授業の時には、顔つきがきりっとしてきて、確かな手応えを感じました。
その日、面接練習に立ち会ったお母さんにも、それはわかったと思います。

I君自身、自分でも頑張ったと思っているので、合格は本当にうれしかったようです。
当日の合格発表は9時から、9時14分には吉報を知らせる電話をI君からもらって、I君の喜びがアンの喜びと重なりました。
家庭塾に来るようになってから、勉強に対して意欲が出てきて、やれば出来るということがわかった、と言ってくれたI君ですが、その気持ちを忘れずに、高校でも頑張ってほしいと思っています。


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2018年度チャレンジ高校の願書提出日によせて [受験]

今日は都立チャレンジ高校の願書提出日の2日目でした。東京都教育委員会のホームページに早々と応募状況が記載されていましたので、例年通り記事にしました。

2018年度のチャレンジ高校の倍率は(    )内は2017度

学校名       倍率        募集人員   男    女    計
六本木高校  1.75倍(2.01倍)  170  121  177  298
大江戸高校  1.66倍(2.17倍)  170  152  131  283
世田谷泉高校 1.71倍(1.53倍)  170  146  145  291
稔ヶ丘高校  1.76倍(1.68倍)  200  178  174  352
桐ヶ丘高校  1.11倍(1.31倍)  170   92   96  188


チャレンジ高校の中では一番人気があり、応募倍率も毎年2倍を超え、課題作文の難易度も高くて、それなりの能力のある生徒でないと合格は難しいとアンが考えていた大江戸高校が2倍を切っていたのはちょっと意外な気がしました。女子に人気の六本木高校も同じく倍率を下げていました。
桐ヶ丘高校を除いた4校は似たような倍率ですが、稔ヶ丘高校が倍率でトップになったのはアンが知るかぎりでは初めてのことです。世田谷泉高校も倍率を上げています。
大江戸高校と六本木高校はこれまで倍率が高かったので敬遠されたのか、稔ヶ丘高校や世田谷泉高校が倍率を上げた理由は何なのか、そこが知りたいところですが、アンにはわかりません。
男子と女子の応募人員の差が縮まっているのもここ数年の特徴だと思います。女子の方が圧倒的に強いという印象も薄れてきました。
また、倍率が下がれば入りやすくなったというわけでもなく、受験する生徒の能力にあまり差がないと仮定すると、油断は出来ないと思います。

アンは、去年、合格すると思っていた生徒が不合格になって、理由がわからないまま、それがトラウマになっている面があります。
反対に、過去に合格する確率が3割程度だと思っていた生徒が合格したりして、そこが点数のはっきり出る教科の試験と違って、学校の基準に合う生徒や面接官との相性のいい生徒が合格する可能性が高くなるのは否めません。
また、おとなしい生徒が好まれ、元気すぎる生徒や、面接官の質問の意図が読み取れない生徒は敬遠される傾向があるように思います。

今年、家庭塾からチャレンジ高校を受験する生徒は2人です。
2人共、真面目で、根気もあり努力が出来る生徒なので、これまでの努力も、これからの頑張りも報いられることを願っています。
チャレンジ高校が、これからチャレンジする意思のある生徒を求めているのであれば、2人は、アンが自信をもって推薦できる生徒です。



2017年  都立チャレンジ高校受験を振り返って [受験]

今年は都立チャレンジ高校への受験生は1人でしたが、例年と同じように、生徒と保護者の了解を得て記事にすることにしました。

東京都教育委員会のホームページによると、平成29年度の合格者の内訳は以下のようになっていました。
チャレンジ高校は、男子に比べて女子の合格率が高かった時代が長く続いていましたが、ここ数年はその差が少なくなってきているという印象があります。特に、女子の合格率が圧倒的に高かった六本木高校で、今年はその差がさらに縮まっています(昨年の合格率は男41、女104でした)。
チャレンジ高校の合否を決めるのは面接で、その点で男子より言語能力が勝っている女子の方が有利だと考えていたのですが、その力のある男子が受験するようになったか、定かではありません。

学校名   募集人員      受検人員           合格人員
   
六本木高校  140   男115  女151    計266  男58   女87    計145
大江戸高校  140    男160   女132   計292   男59   女 87  計146
世田谷泉高校 170     男120   女129  計 249   男82  女102  計184
稔ヶ丘高校  200    男191   女134   計 325  男103  女104  計207
桐ヶ丘高校  140    男89    女 90   計179   男70   女 75   計145


家庭塾からは、M君が倍率の高いA高校を志望し、午前部と午後部だけで、夜間部は希望せずに願書を提出しました。

まずは、受験直前の23日に、M君のお母さんとアンがやりとりしたメールから紹介させていただきたいと思います。

アンからM君のお母さんへのメール――明日はいよいよ受験ですね。M君は今までの生徒の中で最もやる気とエネルギーのある生徒でした。国語力もあったので、私も苦労しませんでした。短期間でしたが、やるべきことはやりきったと思っています。合格出来ると思っていますが、試験は水もの、面接官との相性もありますので、絶対とは言い切れません。ご了承いただければと思います。
よい知らせを期待しています。

M君のお母さんからアンへのメール――ご連絡ありがとうございます。いよいよ明日、私の方が緊張してしまって。
12月、学校の先生から難しいと言われ、すがる気持ちで入塾しましたが……お陰様で本人もやる気と自信がつき明日にのぞめると思います!合格出来ればMも初めて達成感が得られるかなと思います。ダメでもやるだけの事はやったので悔いはありません。ご丁寧なご指導本当にありがとうございました。
3月2日笑顔で良いご報告ができるように 後は神頼みです。


そして、試験当日、M君自身からメールが届きました。

M君からのアンへのメール――無事に終わりました。ありがとうございました。作文も予想通りの問題でさらさら書けました。

アンからM君へのメールーーお疲れさまでした。手応えはあったようですね。いい知らせを待っています。

そして、アンの計画では、この後に続けて、M君が合格したことを書くつもりでした。ところが、シナリオ通りにはいきませんでした。M君は不合格でした。


発表当日、M君とお母さんが報告と挨拶をかねて見えたのですが、「残念だった」という言葉より、「納得できない」という気持ちの方が強くて、M君、お母さん、アンの三人で「納得出来ない」と何度も言い合い、腹立たしい気持ちでいっぱいになりました。

そういう気持ちにさせられたのは、面接官3人のうち2人の質問内容を聞いてからです。

チャレンジ高校の面接は一般の高校とは違い、ありきたりの質問ではなくかなり突っ込んでしつこく質問されたり、建前だけの答え方では通用しなかったり、「この学校を落ちたらどうするつもりですか」のようないじわるな質問をされることがあります。
そのため、アンも面接の練習をする時には、思いつくかぎりのいじわるな質問をして、生徒にそういう質問にも慣れてもらうようにしていました。

ところが、M君が質問された内容はいじわるを通り越して、悪意さえ感じられるものでした。

M君は不登校ではなく、学力不振の元気いっぱいの生徒でした。中学校では授業中に勉強がわからないので、隣の子に話かけて先生から注意されたり、友達同士では意見の相違から対立することもあったようです。
面接官は、不登校ではないのに、なぜチャレンジ高校を受験したのか、勉強が苦手でこの先やっていけると思うのか、これまで勉強で頑張れなかった君が、将来なりたいものがあるからといってそれに向かって努力出来ると思うのかなど、勉強についての内容がほとんどだったといいます。
友達関係についての質問も、M君のマイナス面を引き出すための誘導尋問のような印象を受けました。

M君に面接内容を聞けば聞くほど、面接官3人の先生のうちの2人が、M君のことを合格させたくない気持ちが感じ取れました。
面接官の求める生徒は、見るからにおとなしそうな不登校の生徒で、勉強もそれほど苦手ではなく、不登校で勉強が遅れているものの元々は出来る生徒なのだと思いました。
逆にいえば、勉強が苦手で授業中に他の生徒の迷惑にもなりかねないM君、元気がありすぎて、自分の思っていることを臆せず口に出したり、行動出来たりするM君は、不登校のおとなしい生徒達を脅かす存在にもなりかねないと判断されたのかもしれません。

このことは、M君の面接官に限らず、少しでも勉強の出来る生徒を取りたいという最近のチャレンジ高校側の思惑が働いている気がします(アンなりの見解で、当たっているかどうかはわかりませんが…)。
これまでの家庭塾の生徒を振り返ってみても、不合格になる生徒は、不登校であるないにかかわらず、学力不振の生徒(学習障害を含む)がほとんどだったからです。担任の先生からは、M君はチャレンジ高校ではなく、エンカレッジ高校を勧められたと言っていました。


M君の結果については納得出来ていないので、以下にアンが認めているM君のいいところを書いてみたいと思います。

お母さんからのメールにあるように、M君が家庭塾に来たのは12月中旬でした。この頃は、途中でチャレンジ高校の受験を断念した生徒も来ていたのですが、やる気があったので、10月から来ていた生徒にすぐに追いついてしまう勢いでした。
一番感心したのは、最初から受験が他人事ではなく、自分事になっていたことです。
一般的には、12月になれば焦ってやり出すのが当然と考えれがちですが、そうでない生徒の方が多いです。回数もこの時期からなら週に1回では足りない(特に学力不振の生徒)のですが、それ以上来ることには大部分が消極的でしたが、M君はやる気満々という感じでした。チャレンジ高校の作文は論理性が求められるので、そこを重点的にやると、説得力のある文章が書けるようになり、本人も自信がついたようです。

都立の普通高校の推薦入試が始まる前には、クラスメートの面接練習が甘すぎると私に感想を言ったり(推薦では不合格になった生徒が多かったそうで、面接で答えられない質問が多かったとのことでした)、推薦入試の作文の問題も友達から借りてコピーして持って来てやってみたり、とにかく前向きでした。
志望校の倍率もチェックしていて、発表されるとすぐにアンにメールをしてきました。

中学に入学してからは家で勉強したことはないと言っていたM君ですが、チャレンジ高校の受験については最初から最後まで本当によく頑張りました。
こんなM君の頑張りが、面接官に伝わらなかったのは悔しいかぎりです。

最後になりますが、M君は現在、芸術分野で優れた才能を発揮しています。
夢ではなく、将来、それで身を立てていく道も拓かれています。そこが一番のM君のアピールポイントであり、魅力だったのですが、面接ではそこに触れられることはなかったといいます。

反省点といえば、M君が自信を持ちすぎて、謙虚さが足りなくなっていた部分があったかもしれないということです。自信はないけど、ひた向きに一生懸命臨む姿が評価されるからです。
そうだとしたら、それはアンの責任だと思っています。

今はまだ納得できないと思いますが、この初めての挫折をバネに、滑り止めで合格していた高校で、勉強についても頑張ってほしいと思います。





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2017年チャレンジ高校の願書提出日によせて [受験]


昨日が都立高校の願書提出の2日目で、都立チャレンジ高校の応募倍率も昨日には東京都教育委員会のホームページに掲載されていました。2、3年前までは朝日新聞にも他の都立高校といっしょに掲載されていて、願書提出日の翌日には真っ先にそれを確認したものでした。けれど、今年も新聞されていなかったので、なぜそこに紙面を割けないのかと疑問に感じています。今はネットで簡単に検索できるので必要ないと思われているのかもしれませんが、活字で読むのが好きなアンにはちょっと不満です。(他紙に掲載されているかどうかはわかりませんが…)

2017年度の都立チャレンジ高校の倍率は

                  募集人員   男    女    計
六本木高校2.01倍(1.54倍)     140   126   155   281 

大江戸高校2.17倍(2.12倍)     140   165   139   304 

世田谷泉高校1.53倍(1.31倍)    170   126   134   260

稔ヶ丘高校1.68倍(1.49倍)     200   198   138   336

桐ヶ丘高校1.31倍(1.39倍)     140   90    93   183


中学校側の指導が年々、安全志向を強めているなかで、今年は昨年より倍率が下がると思っていたのですが、逆に倍率は上がっていて、中でも六本木高校が倍率を伸ばしていました。また、以前に比べると、男子の応募者数が増え、稔ヶ丘高校では女子をかなり上回っています。
不登校、学力不振の生徒のいずれの場合も、中学に入学してから勉強が全くわからなくなって、授業についていけなくなった生徒に対しては、中学の先生もチャレンジ高校の受験を勧めないケースもあるので、受かりそうな生徒だけが受験する可能性が高くなり、倍率が高くないチャレンジ高校でも楽に入れるというものでもないかもしれません。希望すればほぼ全員が合格できる通信制サポート高校との違いは明らかです。


アンの家庭塾からは、今年は一人、倍率の高いA高校を受験します。もう一人、10月から12月まで週に1度通って来た生徒がいたのですが、自分の好きなことが学べる私立の学校に合格し、チャレンジ高校には願書を提出するに至りませんでした。進路決定までは、家庭の事情もあり、ご両親もかなり悩まれたようですが、向かない勉強をするよりも、本人がやりたい道に進む方が本人のためになると判断されたようです。アンもそれで良かったのではないかと思っています。

ところで、今回に限らず、勉強に向かない生徒(勉強に対して苦手意識、または拒否反応が強い)というのは、これまでアンが関わった生徒の中でも、少なく見積もって3分の1程度はいたと思います。どうしたらチャレンジ高校に合格してもらえるか、指導に悩んだ生徒です。

先日、「受験に欠かせない力をきたえよう」――日本語力と身体感覚――という齋藤孝さんの公開講座が4月に都内であるという広告を目にしました。まだ話を聞いたわけではありませんが、その通りだと思います。
日本人なら、日本語は誰でもわかるというわけではないと生徒と接していて実感しています。
実際のところ、この日本語力が低いと、学校の授業もついていけないし、チャレンジ高校に合格するにも苦戦を強いられると思っています。
チャレンジ高校の受験をやめた生徒には、最初の1か月位は、志願申告書や作文の練習ではなく、出口汪さんの「日本語トレーニング」という教材を使って勉強しました。
まず、ここから始めないとチャレンジ高校に必要な作文を書く力も、かなり突っ込んで質問される面接にも対応できないと思ったからです。
けれど、日本語力のない生徒にこの力をつけるのは、相当な期間が必要です。
アンの家庭塾には、受験間近になって来る生徒が多いのですが、チャレンジ高校の受験を希望する生徒で、この力が足りないと思われる生徒には、出来るだけ早く通って来てほしいというのが、アンの正直な気持ちです。
また、日本語力がつけば、学校の授業もわかるようになると思いますが、そのためには生徒自身のやる気がどうしても必要なので、勉強が苦手な生徒にとっては楽ではないと思います。

最後になりますが、12月から通って来ている生徒は、勉強(特に数学と英語)には苦手意識をもっていて、家で勉強したことはほとんどないとのことでしたが、日本語力とやる気があるので、順調に進んでいます。(昨年は、この時期、毎晩のようにファックス指導もしていましたが、今年はその必要もなく、また受験生が1人なので余計にそう感じられるのかもしれません。)

それでも、倍率の高い高校だし、午前部と午後部しか希望していないので、その分だけ競争率は上がるので、残りの2週間、気を抜かずに生徒とともに頑張りたいと思っています。



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2016年  都立チャレンジ高校受験を振り返って(1) [受験]

今年もまた、生徒たちがチャレンジ高校合格に向けて頑張った記録を、生徒や保護者の了解を得てブログに記しておきたいと思います。

なお、東京都教育委員会のホームページに記載されている平成28年度の都立チャレンジ高校の合格者の内訳は以下のようになっています。
今年の傾向としては、全般的に女子が男子の合格率をはるかに上回っていた昨今と比較すると、その差が緩やかになってきています。六本木高校は相変わらず女子の比率が高いですが、男子69名の受検者に対して、41名が合格しているのは注目すべきことだと思います。また、昨年は、稔ヶ丘高校が男子の合格数が女子をわずかに上回っていましたが、今年はそれがさらに顕著に表れています。
こうした変化がなぜ起こるのか、偶然なのか、それとも高校の方針が入っているのか知りたいところです。

受検人員         合格人員
                  
六本木高校   募集人員140   男69  女138  計207  男41  女104  計145
大江戸高校   募集人員140  男137 女147  計284  男61  女 85  計146
世田谷泉高校 募集人員170 男106 女103 計209  男88  女 90  計178
稔ヶ丘高校  募集人員200   男181 女107 計289  男120  女87  計207
桐ヶ丘高校  募集人員140   男 86 女 99  計185  男 55 女90  計145


今年、家庭塾からチャレンジ高校を受験した生徒は男子2名、女子1名で、志望校はA高校とB高校でした。最初に結果から書きますが、合格したのは1人だけで、あとの2人は不合格でした。
チャレンジ高校の受験生を中心に指導してきたアンは、これまで合格実績には重きを置かずに、生徒が精一杯、努力して出した結果を受け止めてきました。けれど、生徒はもちろんのこと、保護者にとっても合格することが一番の望みであることは間違いないことなので、今回の結果を真摯に受け止めたいと思っています。

例年、家庭塾に通って来る生徒は、志望するチャレンジ高校が第一志望の高校で、まれには滑り止めの通信制サポート高校を受けている生徒もいましたが、大半は一発勝負の受験でした。今回の生徒3人もチャレンジ高校1本の生徒でしたが、前々回のブログに書いたように、今回ほど苦戦を強いられた受験はかつてなく、アン自身も家族にもしばしば弱音を吐いていたのも事実です。
受験間近の1月下旬になっても合格の手応えが感じられなかったこと、生徒2人が一番倍率の高いA高校を希望していたこと、1部と2部だけで3部を願書に書いていなかったため、さらに合格の可能性が低くなる、などが理由でした。けれど、昨年、A高校に合格した2人も受験した高校はA高校のみ、3部を希望しなかったことも同じだったので、為せば成るという気持ちで臨んだ受験でした。

不合格後の生徒の進学先についても、今回ほど真剣に考えたことはありませんでした。通信制高校の合同説明会に行って、個別で説明を受けた学校はあるものの、東京では実際に足を運んで、チェックした学校はなかったからです。
学力不振もカバー出来ると言われている通信制サポート高校は、生徒にとっていい高校であったとしても、授業料が割高であるという点も気になっていました。

あれこれ考えているよりまずは行動と思い、3校だけですが、実際に学校に出向いて、いろいろ話を聞かせていただきました。
今回のマイナスの経験をプラスに変えていくことが、アンの新たな課題になったからです。


前置きが長くなってしまいましたが、以下に、今年の3人の受験生について書いていきます。ブログを読んでくださる方々が、合格した生徒だけを評価するのではなく、自分なりに努力したけれど、結果が伴わなかった生徒についても認めてくださると有難いです。


A高校に不合格になり私立の通信制サポート高校に進学するIちゃん
Iちゃんは約1年前から家庭塾に通って来ていました。
通っていた私立中学で不登校になったのですが、理由は勉強でした。一般的に、私立の中学や高校では、説明会ではきめ細かい指導をするとか、面倒見のよい学校だと言いながら、入学した途端に、手のひらを返したように、勉強が苦手な生徒を排除する傾向があります。学校の姿勢がそうだと、生徒もそれを真似てその子をいじめるようになりますが、Iちゃんはまさにそのケースだったようです。

初めてIちゃんがお母さんと共に家庭塾にやって来た日、Iちゃんの顔がこわばっていたので、乗り気ではないことがすぐにわかりました。
苦手な勉強をまたやらなければならないと思ったのでしょう。
それでも、アンと話しているうちに次第に表情が柔らかくなってきて、その場で入塾が決まりました。

チャレンジ高校への進学は考えていたものの、志望校は絞れていなかったので、7月の学校見学や個別面談が終わるまでは、英語の勉強をやったり、楽しんで通い始めた区の適応教室の宿題をやったり、文章の書き方を学んでもらうために、聞き書きで自分史をやったりしていました。
ただ、英語の勉強については、やり始めた途端、拒否反応が表れて、「アン先生の所に来るのは楽しいけど、英語をする時はものすごくイヤ」と本人も口にするほどでした。それでも高校に入ってから困らないように、重要な動詞だけでも覚えてもらいたいと思い、ごく少量の宿題を出したりしたのですが、上手くいきませんでした。


Iちゃんは、好奇心が旺盛な、感性が豊かなやさしい子で、人が良すぎるためにつけ入られて、大変な思いをすることがあったようですが、とにかく性格のいい子でした。それは財産だと、アンは思っていました。
Iちゃんの希望で、一度だけ夕食を一緒に作って食べたことがあったのですが、料理が得意というだけあって、アンが指示をしなくても、実に手際よく動いていました。家の手伝いなどしない子が多い中で、Iちゃんはお母さんの手伝いもよくしていたようです。手芸も得意でした。
おしゃべりが好きというだけあって、目をキラキラさせて話す姿も印象的でした。

志望校がほぼ決まった10月あたりから、本格的な受験体制に入っていきました。Iちゃんが志望したA高校はチャレンジ高校の中では合格するのが一番難しい学校で、適応教室の先生からは3部を勧められたという話もお母さんから聞いてはいましたが、Iちゃん自身が気に入った高校でなければ頑張れないと思ったので、別のチャレンジ高校を提案する気にはなれませんでした。

チャレンジ高校受験の第一歩は、作文ではなく、志願申告書の作成から始まります。それに基づいて面接も行われるし、作文のベースになるものなので、毎年、かなりの時間をかけてやっています。学校案内のパンフレットをそのまま写したようなものや、普段、生徒が使わないような「貴校」という言葉も使いません。また、市販のノウハウ本に書いてあるような模範的な文章も書かないようにしています。生徒が思ってもいないきれい事や高度な文章を書いても、面接で聞かれた時に上手く答えられないし、嘘は見抜かれてしまうと思っているからです。(元々、言語能力の高い生徒や、演じきれる生徒は合格すると思いますが、そういう生徒は家庭塾にはほとんど来ません。能力のあるなしにかかわらず、幼なさが残っている生徒が大部分です)

志願申告書が書き上がると、次はそれをベースにした作文を一つ仕上げ、その後は応用へと進んでいきます。最初に書いた作文が土台になるので、何度も何度も書いて、見ないでも書けるようにならなければなりません。
ところが、この段階をIちゃんは上手くクリアすることが出来ませんでした。自分のことを自分の言葉でわかりやすく書いたものなので覚えやすいと思うのですが、漢字や英単語を覚えるのが苦手なIちゃんにとっては、同じように困難に感じられたようです。
耳からなら入っていくかと思い、5行単位でアンと交互に読んでみたり、最初の5行だけを授業中に何度も何度も書いてもらったりもしました。
それでもなかなか定着しなかったので、1月も下旬になってくると、アンも内心焦ってきて、家庭教師をしていた時にしかやらなかったファックス指導を、ボランティアで取り入れることにしました。

最初こそ抵抗を示していたIちゃんでしたが、志望校に合格したい気持ちの方が勝っていたので、それからは受験直前まで毎日ファックスを送ってくるようになりました。土台となる作文を自分のものにした後は、志望校だけでなく、他のチャレンジ高校の過去の作文問題へと進んだのですが、次の課題をファックスで催促してくるほど頑張っていました。
適応教室にも休まずに毎日通い、受験終盤になると家庭塾にも片道1時間かかる距離を週2回通って来ていたので、眠い、眠いとよく口にしていました。
ファックスも毎日送ってくるように強制したわけではないのですが、例外を作らず、ほぼ毎日送ってきました。
面接については見た目の好感度もよく、過去の面接問題についてもそれなりに答えられるようになっていたので、手応えは感じられました。
ただ、面接で失敗するとしたら、予期しない質問に対して全く答えられなかったり、質問の意図がわからず、ちぐはぐな答えをしてしまう可能性はあり得るとは思っていました。


全く見えてこなかった合格がやっと見えてきたのは、志願申告書の提出日あたりだったと記憶しています。
それでも、合格の確率は上手くいって7割、悪くて6割程度だと思っていましたが、去年の生徒もそうだったので、何とか受かってくれるのではないかと期待していました。

上記に書いた通り、結果は不合格でした。Iちゃんは大泣きしたそうです。
それは自分が頑張ったという自覚があったからこそ出る尊い涙だと思います。

Iちゃんにとっても、Iちゃんのご両親にとっても不本意な悲しい結果だとは十分に理解しつつ、それでもアンは、Iちゃんの努力を認めたいと思っています。
そして、何よりもIちゃん自身が頑張った自分を肯定出来るようになってほしいと願っています。

入学予定の高校にはアンも面談を申し込み、話を聞いてきましたが、Iちゃんの良さを認め、個性を伸ばしてくれそうな学校で、Iちゃんには合っているように思いました。


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2016年 都立チャレンジ高校受験を振り返って(2) [受験]

B高校に合格したK君

K君は11月初旬から通い始めた不登校の生徒でした。3年前のほぼ同じ時期に家庭塾に通って来てB高校に合格した生徒の弟でした。K君もお姉ちゃんと同じB高校志望でしたが、志望の理由はその学校に憧れの部活があり、そこに入りたかったからです。
お姉ちゃんに友達が沢山でき、楽しい高校生活を送っていたことも無関係ではなかったかと思います。

志望校も決まっていたし、時期も時期だったので、すぐに志願申告書の作成に取りかかりました。受験を振り返って(1)に書いたIちゃんと同様に、勉強には苦手意識をもっていて、暗記が不得手、特に漢字と英単語を覚えるのには相当な困難を感じているようでした。

指導を始めてすぐに、もっと早い時期から来てほしかったというのがアンの正直な感想でした。K君とお姉ちゃんでは全くタイプが違っていたからです。
お姉ちゃんはもともと書くことが好きで、言語能力もあったので、指導当初から手応えがありました。さらに、本人がアンのブログを読んで、お母さんより先に、自分でアンに問い合せの電話をかけてくるほど積極的であったことも評価出来ることでした。書く力だけでなく読む力もある、家庭塾に通って来なくても合格するタイプの生徒だと判断出来ました。
ただ、精神的に弱い面が多々見受けられたので、通って来るだけでも本人の安心につながったのかもしれません。

一方のK君は、何を聞いても答えられずに、毎回、一緒について来たお母さんが、K君の気持ちや考えを代弁して授業が進んでいくという感じでした。こういう例はこれまでもよくあることだったのですが、短期間で合格までもっていくとなると、そう簡単なものではありません。
もちろん、アンも志願申告書に沿ってK君に合いそうな言葉を提案していくのですが、それに対してもわからないのか、納得できないのか定かではありませんでしたが、返答がなく、授業がなかなか進んでいきませんでした。
そこで5秒ルールを作り、5秒以内に答えてもらうようにしました。
教科の学習とは違い、自由度はかなり高いので、抵抗感は少ないと思ったのですが、それでも集中力が続かなかったため、何度か休憩を入れるようにしていました。

K君も、アンが気を使う必要のない、穏やかないい子で、他人のことを悪く言わないことや、自分のことも相手のことも客観的に見られる点が長所だと思いました。まだ学校に通っていた中学1年の時に、成績表を見て、「この成績では普通の高校は無理。チャレンジ高校だな」と自分で判断したそうですが、それにはアンも感心してしまいました。

Iちゃん同様、K君にもファックス指導は必要でした。最初は土台になる作文を見ながら書くことから始め、少しずつ見ないで書いたものを送ってもらうようにしました。無理、無理と言っていたのですが、毎日続けているうちに書けるようになりました。
B高校は、毎年、オーソドックスな作文課題が出るので、A高校ほどいろいろな問題をやらなくてもいいと思ったのですが、やっておいた方が安心なので、K君にもいろいろな課題を出しました。

最初はほとんど自分の意見を言わなかったK君ですが、年が明けて1人で来るようになった辺りから、随分しっかりしてきました。
それは面接の練習の時にも表れて、面接については大丈夫だと思えるほどになっていました。言葉がすらすらと出るようになったわけでもなく、説明が上手になったわけでもないのですが、面接官にストレートに伝わるものがあると思ったからです。
それは教えられるものではなく、K君の内面から出て来たものでした。
不登校になってしまったことを、「逃げ」だったとしっかりと認め、反省している点が姿勢に表れたのかもしれません。
自信がついたのか、受験間近になると、「試験が楽しみ」とまで口にするようになっていました。

A高校の作文課題も予想外のものでしたが、B高校も例年とは異なっていました。
後に、K君は、いろいろ問題をやったから書けたと話してくれました。

Iちゃんも、次に書くU君も実力は同じだったはずなのに、K君だけが受かったのは倍率に関係があったと思っています。

高校に入学したら、念願の部活に入り、今回繰り返しやって出来るようになった経験を、一回限りのものにしないで勉強にも活かしていってほしいと思っています。



A高校に不合格になり、私立の通信制サポート高校に進学するU君

U君は11月下旬近くになってから通い始めた生徒でした。体調が悪くて学校を休む時期が多かったものの、通常は学校にも楽しく通っていたごく普通の生徒でした。それだけにU君自身もチャレンジ高校ではなく、普通の高校に進学したい気持ちが強かったようですが、休んでいた期間に勉強がわからなくなり、内申点が基準に達していなかったため断念せざるを得なかったということでした。
最初に見学した高校がU君に合わなかったのは事実でしたが、U君にはA高校の方が合っていると勧めたのはアンでした。

見学した中では、A高校が一番普通の高校に近いという印象を受けて、U君もA高校を目指すことになりました。この時期からA高校を目指すのは、大変だということも伝えましたが、A君の意思は変わりませんでした。

志願申告書の作成は、U君もK君同様、一緒について見えたお母さんの力が必要でした。今回の3人に共通していたのは、自分の意見を言葉に出して表現する力が弱いことでした。
ただ、U君が勉強は嫌いではなく、授業中に先生の話を聞いていれば理解出来ると言っていたのは強みだと思いました。
体調面が大きく関係していたとは思いますが、30分もすると疲れるらしく、そうなると頭も全く働かなくなるので、中断することがよくありました。

U君にもファックス指導が必要だったことは言うまでもありません。
ファックスを送ってくることに一番抵抗を示したのは、U君だったかもしれません。
そんなことはしないでも土台の作文はすぐ覚えられるし、それ以上に面倒臭いと思ったのでしょう。
U君の方が折れて、結局送ってくるようになったのですが、アンが示す枚数よりも、少な目の枚数を言ってくるので、それについては却下していました。
最初の頃は、夜遅くに送ってきていたのですが、受験が近づいた頃には、早目に送って来るようになり、やる気のスイッチが入ったと思いました。

作文よりも、心配だったのは面接です。
A高校に合格したいという気持ちが外側に出てこず、質問に対する答えも芯が通っていない感じが拭えなかったからです。そこを直そうとすると強制が入ってしまうので、U君の性格からすると逆効果だと思い出来ませんでした。それでも、実際の面接で聞かれるであろうことは繰り返しやり、その部分は何とかクリアしたのですが、最後までもの足りない気持ちが残っていました。
その点については、自分の意見をもっているかの問題にもなってくるし、もっていたとしてもそれを表現する力も望まれるわけですから、短期間の、しかも週に1~2度の指導では無理だったと言わざるをえません。

後でA高校の作文課題を見せてもらった時に、前の記事のIちゃんやU君には歯が立たない問題だとわかりました。作文以前に、課題文についての読解力が必要であり、土台になる作文にとどまらずに、文章の構成も自分で考えなければならない問題だったからです。
A高校に合格するためには、今後は文章を読む練習から始めなければならないと思ったほどです。さらに、言語能力や臨機応変に考えられる能力も求められていると感じました。

不合格になってからも、U君は都立の通信制高校の後期試験に挑戦しました。内申書も必要で、3教科と面接の試験があり、倍率も2倍程度でした。
そのために、再び、自己PR書の作成や面接のために、2、3回ほどでしたが、アンの所に通って来ました。
アンもその学校のパンフレットを丹念に読み、ホームページでさらに詳しい内容まで把握することに努めました。

数学はまあまあだと言っていたので、少しでも点数を上げるために、過去問を使って、国語の文章の読み方もポイント指導でやりました。
通常は、簡単に理解出来るものではないのですが、U君はその場で理解し、一問だけですが、全部正解だったことには驚かされました。
自宅でも、自分なりに過去問を解いたり、漢字や英単語も覚えていたと、お母さんからは聞いています。
結果は不合格でした。

U君は自然体の、穏やかな性格で、小学校の頃からU君の周りにはいつも友達が集まって来ていたといいます。見た目も背が高く、俗にいうところのイケメンなのですが、U君自身は全く気づいていないところがステキだと思いました。
面倒くさがらずにやる気さえ出せば、色々なことが出来ると思うのに、力を出し惜しみしているのはもったいない気がしました。

ところが今回は、合格するのが簡単ではないA高校にチャレンジして、毎日作文を書き、さらには科目受験の通信制高校の試験にも挑戦したのですから、偉かったと思います。
U君自身も力を尽くしたので悔いはないと言っていて、次は大学受験に向けて頑張ると決意を新たにしたようです。
進学先の高校でトップを取るように、アンも背中を押しました。
お母さんもU君の頑張りは認めていて、逞しくなったとおっしゃっていました。


岡本真夜の歌の歌詞、「涙の数だけ強くなれるよ」のように、挫折を乗り越えて、もっと大きな何かをつかんでほしいと思っています。


最後になりますが、今回の生徒は3人共、アンの授業を休んだことは一度もありませんでした。
それは、高校でも通い続けられることにつながっていきます。
生徒だけでなく、生徒と共に頑張ったお母さん方の労もねぎらいたいと思います。
お疲かれさまでした。


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2016年度チャレンジ高校の願書提出日に寄せて [受験]

新年のご挨拶どころか、寒中お見舞いの時期もすでに過ぎてしまい、今年に入って初めてのブログ更新になりますが、今年もまたよろしくお願いします。


都立チャレンジ高校の願書提出が締め切られた2月5日夜には、東京都教育委員会のホームページに早々と応募倍率が掲載されていました。

2016年度の都立チャレンジ高校の倍率は

                              募集人員      男     女        計
六本木高校 1.54倍(1.70倍)   140名    72名   144名  216名
大江戸高校 2.12倍(2.13倍)   140名   144名   153名  297名
世田谷泉高校1.31倍(1.48倍)  170名   113名   110名  223名
稔ヶ丘高校 1.49倍(1.45倍)   200名   187名   111名  298名
桐ヶ丘高校 1.39倍(1.79倍)   140名    91名   104名 195名

※(    )内は昨年度


ここ数年の傾向を見てみると、六本木高校は相変わらず女子に人気があり、稔ヶ丘高校は男子と女子の応募人員がほぼ同数だったのが、今年初めて男子が女子を大きく上回っていました。稔ヶ丘高校は静かで落ち着いた感じのする高校だったのですが、文化祭を見た感じでは、年毎に活発になってきている印象があるので、その影響もあるのかもしれません。六本木高校、大江戸高校は共に人気のある高校ですが、倍率を見る限りでは六本木高校が他の3校に近い倍率になったのに対し、大江戸高校は以前より倍率が下がっているとはいえ、2倍を超えているので、合格するためにはそれなりの努力が求められると思っています。

アンの家庭塾からは、今年は3人の受験生がA高校、B高校を受験します。
チャレンジ高校受験に限っていえば、受験生が3人というのはアンにとってそれほど大変なことではないと思っていましたが、これまでになく苦戦していました。11月中旬から指導を開始した生徒が2人いたことも多少は関係していましたが、3月から家庭塾に来ていた生徒も含めて、やる気のスイッチが入らなかったからです。


毎年、指導開始から受験日までの日数を考え、合格してもらうためにアンなりの戦略を考えるのですが、それが上手く機能せずに、1月の終わりまで来て内心焦っていました。
例年だと、12月中には基礎になる作文を完成させ、それをしっかりと自分のものにして、正月明けの1月からは応用へと進むのですが、今回は基礎の作文すらおぼつかない状況だったからです。
加えて、3人共、滑り止めの高校を受験しないこともプレッシャーになっていました。(実際のところ、アン自身も滑り止めの高校を受験することを、積極的に勧めているわけではありませんが…)


仕方なくというと語弊があるかもしれませんが(その部分はボランティア指導になるので)、やる気がイマイチへの対処法として、ファックス指導を1月の下旬から取り入れることにしました。作文の宿題を出しても、何となくやってくるだけで身についていないので、やるしかありませんでした。

その結果、まだここ1週間余りですが、生徒の態度に変化が見られました。3人共やる気のスイッチが入って、本気になってきたのです。

毎年思うことですが、チャレンジ高校を受験する生徒は、ごく一部の生徒を除いて、自宅で勉強する習慣がついていません。気持ちの落ち込み、あるいは体調面から、時に能力面から、勉強には少なからず抵抗感があって、勉強から逃げたい気持ちが強く働いているのだと思います。
今年は今更のように実感したことがあります。
それは、アンは作文や面接を指導しているというより、むしろコーチ役として、志願申告書や作文、面接を通してやる気と根性をつける練習に関わっているのではないかということです。


生徒のお母さんから、「作文や面接の練習をしている今から、もうチャレンジは始まっているのですね」というメールをいただきましたが、その通りだと思います。
チャレンジ高校はチャレンジする生徒を求めているのですから、入学する前から、やりたくない作文や面接も面倒くさいと思いながら、嫌だと思いながらチャレンジすることが大事だと思うのです。

もちろん、i文章がそれなりに書けたり、話が上手な生徒は何の苦労もなく、合格出来るでしょう。
それはいいことなのでしょうか。
やる気を出して本気になった生徒の顔は、さわやかで生き生きとしています。


今になってやる気が出てきた生徒たちですが、3人が全員、1日も休まずに家庭塾に通って来ていることは十分に認められることです。
また、例年のことですが、これまでのぬるま湯生活から抜け出して、やるべきことに本気で向かい始めた生徒の姿はステキで、愛おしく感じられます。
特に、かなりの緊張を強いられる志願申告書をボールペンで書き上げ、願書を提出しなければならなかったこの1週間は、生徒にとっては苦しい日々だったと思います。それでも、回数を増やして、週に2回通って来て頑張りました。
全員が家庭塾までは片道1時間~2時間かかる距離ですが、本人達から不満が出たことはありません。
また、毎回ほとんど生徒について来て授業を一緒に聞いたり、迎えに来られたりするお母さん達の努力には頭が下がります。それぞれに仕事をしておられるのに、大変さを言葉や態度に表していません。


生徒とお母さん達のそれぞれの努力が報われるように、残り2週間、アンも精一杯やりたいと思っています。


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チャレンジ高校受験から大学合格まで [受験]

つい先日、チャレンジ高校の受験から始まって、これまでずっと家庭塾に通い続けていたR子ちゃんが、ご両親と共に大学合格の挨拶に来てくれました。
評定以上の高校の成績と、小論文、面接の総合点で合格が決まる公募推薦での受験で、第一志望の大学でした。
指定校推薦の枠には入っていなかった大学で、チャレンジ高校からの受験としてはかなりハードルは高かったと思います。
4年間R子ちゃんの成長を見守り続けてきたアンにとっては、感動するくらいうれしい出来事でした。

チャレンジ高校受験のためにアンの所に通って来る生徒は、学校に通っていないこともあってか、勉強に苦手意識を持っていたり、拒否反応を示すことが殆どでしたがR子ちゃんは違いました。
通い始めた当初から学習には意欲的で、作文の練習と同時に英語の勉強もして、2か月余りの間に、中学1年の範囲はマスターしました。そういう生徒は、R子ちゃんの後にも先にもいませんでした。
チャレンジ高校の受験については、当初から9割程度の確率で合格する生徒だと思っていました。

ただ、食が細く体調を崩すこともよくあって、遠いこともありましたがお母さんが車で送って来て、授業もお母さんと一緒でなければ受けられない状態が続いていたので、合格しても通えるかという不安はありました。
一人で来ることをアンが提案した時には、不安で胸が押しつぶされそうになったようですが、それも何とか乗り切ってくれました。

高校入学後は、友人関係が原因で体調不良になり、学校を休むことも珍しくはありませんでした。
「先生、苦しいんです。どうしたらいいでしょうか」というメールを送って来たことも、今となってはなつかしい思い出です。

そんな訳で、高校の3年間は、家庭塾には勉強のためというより、心配事や悩みを話すために通って来ていたというのが実情です。
ところが、4年生になったこの4月からは受験勉強一色になりました。随分強くなったと感じられるものの、悩みや心配事がなくなったわけではないはずなのに、やると決めたらやるところR子ちゃんの素晴らしいところだと思います。
それ迄は、直前になって体調が悪くなり休んだり、スカイプになったりすることも間々あったのですが、受験直前まで、青白い顔をしていても通い切りました。

ただ、この受験については、アンには懸念がありました。
本人的には元気になっているものの、一般の受験生と比べれば弱々しい感は否めないし、欠席日数が多いこともマイナス要因になると思っていたからです。また、これ迄、自分のことに精一杯で、社会についての関心や問題意識をもって世の中を見るという経験をしてこなかったために、自分の意見がなかなか出てこないことも小論文や面接の試験では不利だと考えていました。それらの弱点を克服して、一桁台の募集定員の中に入るのは大変なことだと、アンの方が弱気になったりしていました。

具体的な学習内容としては、4月から夏休み前までは、通っていた進学塾の課題小論文の補習、及びアンが用意していた関連分野の新聞記事の解説、夏休み以降は志望書の作成と面接練習、不合格になった場合に備えての第2志望の大学へ受験前に提出する1500字程度のレポート指導でした。
RF子ちゃんにとっては進学塾の内容は難しくて役に立たない部分も多かったと思いますが、受験の際に小論文のテーマとなりそな様々な分野の文章を読む機会を得たこと、その後にアンと一緒に、教材に線を引きながら2項対立の文章の構成やポイントをつかむ練習が出来たことは良かったかと思います。

大学のオープンキャンパスにはアンも出掛けて行き、その大学や学部が目指しているもの、どんな生徒を求めているかもチェックしました。
面接の配点が一番高いので、そこに焦点を絞って、大学で何をどう勉強したいのか、将来、それを活かしてどんな仕事に就きたいのか、どのような自分になりたいかは徹底的に突き詰めていきました。
合格の確率は、夏以前では2割~3割程度、直前になって手応えは感じられるようになったものの、それでも5分5分だと思っていました。

合格出来たのは、体調の如何にかかわらず高校在学中によい成績をキープし続けたこと、やるべき課題を一つずつこなしていったこと、受験当日に全く練習していなかった小論文の課題に対してここぞという時に出る力を発揮できたこと等、R子ちゃん自身の頑張りに負うところが大きかったと思います。加えて、受験を総合的にプロデユースしたお父さんの努力、極め細やかな心遣いでR子ちゃんを陰ながら支えたお母さん、高校の先生の指導もあったかと思います。

これから高校卒業までのわずかな期間になりますが、R子ちゃんはまだ家庭塾に通って来ることになっています。一般受験の生徒に比べると英語が弱いということで、それを少しでも改善するために、心配事を話に来るのではなく、英語の勉強だけをすると言っています。
好きで続けている英語の勉強を、アンもさらに頑張らなければと思っています。


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都立チャレンジ高校の文化祭に行きましょう [受験]

都立チャレンジ高校を受験する生徒も、一般高校を受験する生徒と同じように、いよいよ本腰を入れて、受験に取り組まなければならない季節になってきました。
受験は近づいているのに、不登校や学力不振のために進学先をどこにしたらよいかと悩んでいる生徒や保護者の方、または、高校には進学したいと思いつつ、不安感の方が強くて足踏み状態でいる生徒、さらには行動に移せないわが子に焦りを感じている保護者など、様々な気持ちを抱いてこの時期を迎えられているのではないでしょうか。

不登校や学力不振の進学先としてはチャレンジ高校以外にも、通信制高校やサポート校、夕方から通う都立の定時制高校、そして私立のごく一部の高校など選択肢はあります。
肉体的にも精神的にも今の段階では受験に向かう気力が出ないという生徒はともかくとして、高校に進学したい気持ちがあり、頑張ろうという気持ちもある生徒には、都立チャレンジ高校をお勧めします。倍率がそれなりにあって、自分なりの努力をして高校に進学した方がいいと思うからです。
今は、過程より結果ばかりが求められる社会になっていると感じていますが、目標に向かって自分なりに頑張る、努力する、積み重ねていくという過程があってこそ、成功したり、未来が拓けていくのではないかと信じているからです。

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。

都立チャレンジ高校の5校のうち、稔ヶ丘高校と桐ヶ丘高校はすでに文化祭が終わってしまいましたが、六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校はこれからです。
それぞれの学校の特徴や雰囲気が一番よくわかるのは文化祭です。また、自分に合う高校かどうかを肌で感じることが出来るのも文化祭です。
是非、親子で出掛けてみて、生徒も保護者も気に入った点を話し合ったり、メモを取るなどして、それを志願申告書に書くようにしてください。
上記3校の文化祭の日程は以下の通りです。

六本木高校  10月31日(土)10:00~15:00
大江戸高校  10月31日(土)、11月1日(日)11:00~15:30
 (※大江戸高校は両日ともに学校説明会もあります)
世田谷泉高校 10月24日(土)10:00~15:30


文化祭が終わると、次は体験入学学校説明会があります。チャレンジ高校は選択科目が沢山あり、それぞれの学校に特色があるので、自分の興味のある科目が多い高校に行くと、勉強も楽しくなるかと思います。体験授業でそれを経験することも、志望動機に書ける内容になります。
学校説明会に行くことも必要です。
文化祭体験入学学校説明会、さらには個別面談と、高校に行く回数を増やしていくと、それだけでも高校に行きたい気持ちや、受験に向かう気持ちが強くなります。

日程については、それぞれの高校のホームページを見ればわかります。
生徒本人が自分で調べるにこしたことはありませんが、まずは保護者の方が情報を入手し、子どもの背中を軽く(殆どの場合は強くですが)押すのが、毎年、家庭塾に通って来る生徒の特徴でもあります。

※例年、この時期には募集は締め切っているのですが、今年はまだ余裕がありますので、募集は続けています。今から受験勉強を始めても十分間に合うと思っていますが、大江戸高校、六本木高校を志望する生徒、または軽度発達障害の傾向のある生徒については、かなりの努力が必要なことも予めお伝えしておきます。


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